――昨年のAA実績はいかがでしたか。
熊﨑社長 昨年の結果を振り返りますと、新車の供給が回復したことで、中古車流通においても需要供給のバランスが落ち着きを取り戻したように思います。AA市場におきましては、新車販売に伴い下取り車両が増加したことで、全体の流通量を押し上げることとなり、出品台数や成約台数が増加することとなりました。落札価格につきましては、為替の変動による影響もあり、比較的高値の状態が続いているのではないでしょうか。しかし、中古車流通は世界の動きに敏感に反応しますので、さまざまな動きに注視しながら対応していくことが重要になると思います。
(全文は整備新聞 令和6年1月10日号:6面に掲載)