――昨年の中古車市場はいかがでしたか。
横山理事長 昨年の新車販売市場は新型コロナウイルス感染症拡大や世界的な半導体不足などの要因により、自動車メーカーが生産調整をするなど、クルマの生産活動が厳しい状況が続きました。そのため、カーディーラーへの納車が大幅に遅れ、販売市場も大きな影響を受けることとなりました。中古車流通においても上期は大きな影響を受けることなく、安定した動きとなっていましたが、下期においては新車の供給が大幅に減少したことにより中古車の流通量も大きな影響を受けることとなりました。こうした中で、中古車販売におきましては、中古車登録台数の状況を見ていますと前年比で約97%となっており昨年を下回る状況になっていると思います。(写真=JU岐阜組合の総会)
(全文は整備新聞 令和4年1月10日号:7面に掲載)