――昨年のAA実績はいかがでしたか。
熊﨑社長 昨年の結果を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症拡大や世界的な半導体不足により、とくに下期はディーラーなどの販売店は受注した車両の納期が大幅に遅れ、新車販売にも大きな影響を及ぼしました。AA市場におきましては、新車販売に伴う下取り車両の減少によるAA出品車が減少することとなりました。今後は早期の回復を期待するところではありますが、半導体不足をはじめ、さまざまな部品の生産・調達は世界経済が複雑に絡み合っていますので簡単に解決する問題でもないように思われます。こうした中で、当会場におきましても、AA市場と同様に出品車の影響があったように思いますが、岐阜県中古自動車販売商工組合様や会員の皆様の協力もあり、1~12月の出品台数は22万760台、1開催当たりの平均出品台数は4505台となりました。(写真=JU岐阜羽島AA会場)
(全文は整備新聞 令和4年1月10日号:7面に掲載)