4月1日付で、中部運輸局三重運輸支局長に前鉄道部計画課長の二輪昭宏氏が就任した。三重県は、北・中・南勢地区でそれぞれ特色がある中で、とくに南勢地区では豊富な観光資源を活かした地域経済の活性化が大きなテーマとなっている。それらに地域運輸行政の最前線でどのような施策に取り組むか、二輪新支局長に県内自動車市場の現状と課題などについてお聞きした。
――はじめに、支局長ご就任の抱負からお聞かせ下さい。
二輪支局長 三重県の北部は工業商業が盛んであり、南部は自然が豊かで伊勢神宮をはじめとする観光産業が活発な地域となっています。運輸関係では自動車の登録・整備をはじめ、バス・タクシー、物流、海運、観光などが重要な位置づけとなっています。
(全文は整備新聞 令和6年7月10日号:1面に掲載)