JU岐阜羽島オートオークション(JU岐阜・熊﨑尚樹社長)は4月16日、大手総合商社の双日(藤本昌義社長)と次世代自動車査定システムの共同開発で基本合意したことを発表した。(写真)今後はシステムを活用した次世代型オークションサービスを共同で開発し、令和五年春にはオペレーションの開始を目指す。JU岐阜では、双日が総販売代理店として取り扱う、ドイツ・ツインナー社(シルバンクラウドラートCEO)の自動車内外装自動撮影・スキャンシステム「ツインナースペース」を活用した次世代の自動車査定システムの共同開発を行う。会見で熊﨑社長は「オークションに参加する会員に公正で安全な取引環境を提供することを最大の使命と捉えている」としたうえで、新しいシステムを導入することで「出品車両査定時の基礎情報となる車両の状態情報の客観性を高めるとともに、精度の高い情報提供を行うことができる。今後は最先端の車両状態分析システムを共同開発し、新しいオペレーションシステムを構築していきたい」と導入の目的について説明した。
(全文は整備新聞 令和4年4月25日号:2面に掲載)