厳しい経営環境が続く中で、各県車体整備協同組合の組合員数減少に歯止めがかからない。一部では特定整備制度による電子制御装置整備の認証取得のため新規加入もあるが、廃業なども後を絶たない。中部各県組合の今年度期首の組合員数は、愛知が129社で昨年度は3社加入、3社退会となり昨年度期首と変わらない。岐阜は17社加入し3社退会で14社増加、122社となった。三重は昨年度から3社減少し今期首は100社。福井は4社減って78社となった。倒産、廃業などが原因としている。静岡は令和4年度に組合解散する特殊要因により、昨年度末にかけて一気に113社が退会し、今期首組合員数は41社まで減少した。
(整備新聞 令和4年5月10日号:3面に掲載)