日本自動車整備振興会連合会(日整連、喜谷辰夫 会長)は、令和6年度の特定整備業実態調査の結果に基づき、自動車整備白書を取りまとめた。この中で、整備業界の現状や課題、今後の見通しについて詳細に説明するとともに、今回は新たに生産性や付加価値の動向にも焦点をあて、レバレートの使用実態や金額帯別の構成比推移についても解説している。白書は令和6年6月時点の実態調査結果をもとに、①整備業の現状②整備市場を取り巻く社会環境③総整備売上高の動向④生産性および付加価値の動向⑤労働条件等の動向⑥当面の見通し⑦人材不足の状況――の7項目を柱としてまとめている。当面の見通しについては、自動車保有車両数は令和5年度末時点で8257万台となり、全体としては増加傾向にある。
(全文は整備新聞 令和7年5月10日号:1面に掲載)