国土交通省は、今年度も自動車整備事業者を対象に、外部故障診断機(スキャンツール)を導入する際の補助金申請を9月1日(木)から受け付ける。予算額は昨年度を若干下回る1億4千万円、公募期間は9月9日(金)までの9日間となっているが、今回は申請額の合計が予算額に達した場合は公開抽選を行うとしている。
今年度も補助対象事業者は、道路運送車両法に定める特定整備事業者、優良認定整備事業者、また整備士を有する自動車関連施設で自動車の点検などを含む事業を行う者としている。補助事業の内容は、補助対象事業者に対して、スキャンツール本体またはパソコンなどからインターネットを通じて外部に情報を送信できるなど、一定要件を満たすスキャンツールを新たに購入する場合の経費の一部を補助する。
補助率は3分の1で、1事業場当たりの補助上限額は15万円(交付決定前に購入した機器は対象外)。補助対象事業者は購入したスキャンツールを使用して、20台以上の車両について診断データを報告することも要件となっている。
申請方法及び問い合わせ先は、パシフィックコンサルタンツ(補助事務執行団体)
ホームページ:https://www.pacific-hojo.jp/ 電話:050-3154-0507