今年春以降、新型コロナウイルス感染の影響が中古車市場にも、色濃く出ている。各中古車オークション(AA)会場も出品・成約で前年比マイナスが続いている。令和2年度の新車販売市場では、自動車メーカーの生産調整や休業、ディーラーの営業時短縮などにより、前年を大きく下回る状況が続いている。全国の4~6月累計の新車販売は登録車が前年同期比69・6%減の53万4973台、軽自動車は同65・9%減の30万1077台で登録車、軽自動車ともに大きくマイナスとなっている中で、中部の愛知・岐阜・三重の3県における新車販売の状況では、4月の登録車が前年同期比7636台減の1万9631台(同71・9%)、軽自動車は同5450台減の9826台(同64・3%)で、5月は登録車が同1万3370台減の1万7245台(同56・3%)、軽自動車は同8292台減の7492台(同47・4%)。
(全文は整備新聞 令和2年8月25日号:3面に掲載)