自動車関連盗難が依然として多発する中、自動車関係団体と警察、損保協会などで構成する愛知県自動車盗難等防止協議会(会長・小栗一朗愛知県自動車販売店協会会長)はこのほど、書面による第19回総会を開き、自動車関連窃盗防止のためのユーザー啓発や盗難防止ネジ取り付けなどを柱とした2022年度活動計画を決めた。昨年(1~12月)の愛知県における自動車盗難認知件数は、前年(500件)に比べて49・0%の大幅増となる745件となり、全国ワースト2位となった。平成27年からは連続して減少していたが、7年ぶりの増加となった。また、部品ねらいではナンバープレートの被害が約五割を占めており、ナンバープレート盗難防止の取り組みが重要視される状況となっている。こうした状況を踏まえ、新年度の活動計画は、関係機関・団体と連携し自動車盗難等に対する自主防犯意識の高揚促進、自動車の使用者に対する広報や啓発活動、防犯機器装置の推進を図る。
(全文は整備新聞 令和4年4月10日号:3面に掲載)