中部地区における整備工場数で、令和元年度は4年ぶりに認証の新規が廃止を上回った。特定整備制度のスタートを前に、年度末3月に新規認証の駆け込み申請が大きく発生したことが要因と見られ、減少が続いている工場数の下げ止まりとは言えない。依然として高水準で続く認証廃止の理由では、後継者難や工員不足が増加、専業の深刻さが増幅している。指定工場は一貫して新規が返納を上回る状況が続いている。既存の工場は今後、新しい認証取得が求められる中で、新規・廃止の状況がどう動くか注目される。
(全文は整備新聞 令和2年5月25日号:1面に掲載)