日本自動車整備振興会連合会(竹林武一会長)は9月9日の理事会で、令和3年秋に開催を予定していた「第23回全日本自動車整備技能競技大会」の開催を1年延期して令和4年秋に開催することを決めた。(写真:前回の全国大会の様子)この大会は、車社会の安全を第一線で支える整備士の一層の技能向上と、車社会における業界の「安全・安心」を支える姿勢を広く社会にアピールすることを目的に昭和52年から隔年で開催しており、次回は令和3年秋の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、東京オリンピック・パラリンピックの開催が延期となったため、大会の開催会場となる「東京ビッグサイト」の会場確保が困難となったことにより1年延期することとした。これにより、来年度の県大会などを予定していた各県整備振興会も計画の再検討を迫られることとなった。中部では例年、愛知、静岡、岐阜が県大会を行い、優勝チームが全国大会に出場している。三重と福井は推薦で代表チームを決めている。
(全文は整備新聞 令和2年10月10日号:1面に掲載)