ユー・エス・エス(USS・瀬田大社長)は1月8日から、東海市の名古屋会場でデジタル出品票の試験導入を開始した。当面は従来のアナログ出品票がメインとなるため、双方の出品票が同様の雰囲気で記載されるようにする。将来的にはデジタル出品票をメインにしていきたいとしている。出品票は①出品番号②年式・車名・グレード③走行距離④装備品・セールスポイント⑤評価点⑥車両情報⑦オークション検査員の報告⑧登録番号・車体番号―などの内容が表記されており、これまで全て手書きで記入されていた。
出品票のデジタル化に伴い、専用のタブレット端末(写真)から車両の情報や検査結果など、出品票の作成に必要な内容を入力することができる。検査員が入力する検査結果などはタッチペンで入力を行うことができるほか、年式・車名などの基本情報は車検証のQRコードからも読み取れることができるため、短時間で正確な情報の入力ができる。
(全文は整備新聞 令和3年2月25日号:3面に掲載)