若い整備士の確保に向けて愛知県の運輸支局、自動車関係団体、整備士養成施設、高等学校で構成する「愛知自動車整備人材確保・育成連絡会」(会長・小林博之愛知運輸支局長)はこのほど、書面による第13回連絡会を行い、令和3年度のこれまでの活動状況を報告した。昨年度は新型コロナウイルス感染防止のため、児童を対象としたイベントは中止としたが、2月には自動車整備業者を対象に「愛知県自動車整備人材確保・育成セミナー」を開催し、「自動車整備業の人材確保と地域の“かかりつけ医”としての事業承継」をテーマに講演や事例発表を実施。高等学校への教材提供では、新明工業が小牧工業高等学校にCVTカット教材を贈呈した。今年度はコロナ禍のため、例年6月に実施している高等学校訪問を7、8の2ヵ月間で実施、岡崎東高等学校、杏和高等学校、豊橋西高等学校、豊田高等学校、稲沢東高等学校の5校を訪問した。
(全文は整備新聞 令和3年10月10日号:1面に掲載)