新年明けましておめでとうございます。輝かしい令和五年の新春をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。令和4年は、緊迫の状態が続くロシアによるウクライナ侵攻、急速に進む円安の影響もあり小麦粉や原油などの原材料価格が一段と跳ね上がり、私たちの暮らしや経済にも影響が重くのしかかっています。しかも、いまだクライナ危機の出口は見えず、電力事情、エネルギー調達のあり方が大きくクローズアップされました。厳しさが増す安全保障環境や温暖化による異常気象、そのうえ3年以上たっても終息しない新型コロナウイルスなど、厳しい局面に陥っている日本経済は、先行きに影を落としまさに国難ともいえる状況です。一方自動車業界は、「電動化」「自動化」「コネクテッド」「シェアリング」などへと急速に変化し、100年に1度の大変革期を迎えています。
(全文は整備新聞 令和5年1月10日号:5面に掲載)