新年あけましておめでとうございます。令和5年の新春を迎えるに当たり、所感の一端を申し述べ、新年のご挨拶に代えさせていただきます。昨年は数年続くコロナ禍に全世界が苦しみました。感染拡大の緩急も目まぐるしく変わり、変異株が猛威をふるい依然収束の見通しが立っていません。しかし、日本でも感染拡大防止と停滞してしまった経済活動の再開の両立を図りながら自動車整備業界の健全で適正な産業構造を考えてまいります。このような状況の中、安全支援システムや自動運転を支援する先進安全自動車の登録台数も顕著になり検査、点検整備や車体整備の際に電子制御装置整備を含めた特定整備認証への対応がますます重要となっていきます。前述のコロナ禍と半導体などの部品供給の不足の影響で長期使用車の車体整備需要から先進安全自動車に至るまで広範囲な車体整備対応がもとめられてくると思われます。
(全文は整備新聞 令和5年1月10日号:5面に掲載)