日本自動車整備振興会連合会(日整連、竹林武一 会長)は、自動車整備白書をまとめた中で、業界の課題にもなっている工賃を算出する際の「レバーレート」について、一般顧客向けのレバーレートの使用状況について解説している。一般顧客向け点検整備・一般整備のレバーレートの使用について、全体の82・9%の事業者が、一般向けの点検整備や一般整備の受取工賃を算出する際に、レバーレートを使用している回答している。令和4年度の自社レバーレートの料金は、全体では9000円以上が37・5%と最も多く、次いで8000円台(22・5%)、7000円台(18・5%)となっている。平成28年度調査では、9000円以上は10・6%と1割程度に過ぎなかったので、水準は上がっているとみている。
(全文は整備新聞 令和6年5月10日号:4面に掲載)