4月1日付で、中部運輸局静岡運輸支局長に前観光部計画調整官の奥田章夫氏が就任した。東西に広がる静岡県は、東・中・西部で地域色も豊か。地理的条件からメーカー系企業や観光資源も豊富で、運輸の果たす役割は大きい。「運輸の安全・安心」を基本に、地方行政の最前線で指揮を取る奥田新支局長に、県内自動車市場の現状と課題などについてお聞きした。
―支局長ご就任の抱負をお聞かせください。
奥田支局長 静岡県は、日本のほぼ中央に位置し、東西を走る東名高速道路・新東名高速道路が並行し合計で330kmの長さであり、観光地や工業地域が点在しています。それに伴う交通需要が高く高速道路を通行する車両数は多い状況であります。高速道路での交通事故(追突)は重大事故につながることから、事故防止に務めなくてはならないと考えています。
(全文は整備新聞 令和6年8月10日号:1面に掲載)