昨年12月2日に国土交通省が開催した「第1回OBD検査モニタリング会合」の中で、検査の運用状況において「不適合あり」の事例が発生していることから、中部運輸局では、OBD検査時の車両確認や適切な検査手順による検査の実施などを呼びかけている。OBD検査の実績では、10月1日から11月24日までの期間、2万5204台を検査して「不適合あり」が1231台(4・9%)となっている。しかし、詳細なデータ分析を行うまでの検査台数に至っていないことから、中部運輸局自動車技術安全部の森本裕史部長は「今後、検査台数が増加してきたら、しっかり分析しながら対応を図って行きたい」としている。
(全文は整備新聞 令和7年1月25日号:1面に掲載)