愛知県の交通事故死者数は、6年連続で全国ワーストワンの汚名を返上している。今年に入り死者数は昨年を下回っているものの、人身事故件数は昨年を上回るペースで推移しており厳しい状況が続いている。3月16日現在(暫定数)では、愛知県が全国ワースト6位となっており、1位の神奈川県とは若干開きはあるが、上位にランキングされている。春は気候も良くなり外出する機会が増え事故の危険性も高まる。人身事故件数が高いレベルで推移している中で、今年も汚名を阻止するためにも、自動車業界が一丸となって交通事故の防止に力を入れる。今年も4月6日から15日までの10日間、県民総ぐるみの「春の交通安全運動」が展開される。春は気候もよく過ごしやすい季節でもあり、行楽などで外出する機会が増えることから、人や車の動きが活発になるなど、交通事故の危険性が高まると言われている。健全なクルマ社会を目指す自動車業界にとって「ストップ・ザ交通事故」は最大の目標となっている。(写真=昨年末運動の出発式)
(全文は整備新聞 令和7年3月25日号:3面に掲載)