自動車技術が高度化する中で、電気・電子分野を得意としながらも、なかなか事業活性化のキッカケを見出し得なかった電装品整備業界で、今回の特定整備制度を「大きく飛躍するチャンス」と捉え、新認証資格取得の機運が高まっている。愛知の電装品整備商工組合の取り組みを中心に最近の動向をまとめた。自動車装備の充実や品質向上などでサービス需要が伸びず、近年はヒット商品も少ないことから事業からの撤退も続いている電装品整備業界、再び浮上できるかどうかのターニングポイントにさしかかってきたとも言える。このため全国自動車電装品整備商工組合連合会(紫関雅美会長)は、全国の組合員に特定整備認証の資格取得を呼びかけている。
(全文は整備新聞 令和2年2月25日号:1面に掲載)