今年度からスタートした特定整備制度に基づく電子制御装置整備認証の取得ペースが、徐々に上がってきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、年度はじめは整備主任者等資格取得講習の開催などが困難となり、対応に遅れの可能性も指摘されていたが、中部五県整備振興会会員の資格取得講習修了者数の割合は、9月末現在で平均約40%まできており、各県とも今年度末までには対象者の資格取得をほぼ完了したいとしている。認証取得は平均4・3%にとどまっているが、これから年末にかけて申請の増加が予想されている。
(全文は整備新聞 令和2年10月25日号:1面に掲載)