愛知県自動車整備振興会(川村保憲会長)は、今年度からスタートした特定整備制度に基づく電子制御装置整備認証の取得に向けて全会員事業場を対象に取り組みを展開している。とくに全国一の整備工場数がある愛知県では、振興会の支部が主体となり、整備主任者資格取得講習の開催に力を入れてきた。今年6~9月の約4カ月間で、28支部が支部主催による整備主任者等資格取得講習の実習を六十八回開催、2200人が受講した。(写真=支部主催による資格取得講習の実習)愛知では対象1万3500人のうち、11月末現在で約1万人が受講を修了している。特定整備への対応は、ユーザーの安全・安心を支える整備業界にとって重要な取り組みとして業界全体で期待が高まっている。
(全文は整備新聞 令和2年12月10日号:4面に掲載)