近年、大型車の車輪脱落事故件数が増加していることを踏まえ、国土交通省はホイール・ナットへのマーキングや、ホイール・ナットマーカーを活用した新たな点検の実施方法などを導入した。 国交省の説明によると、自動車の点検及び整備の実施方法を使用者が容易に理解できるように定めた「自動車の点検及び整備に関する手引き」(平成19年国土交通省告示)を改正し、ホイール・ナットマーカーなどを活用した新たな点検方法や、車齢4年以上の車両に車輪脱落事故が多く発生していることを踏まえ、ホイール・ボルト及びホイール・ナットの交換目安などを規定した。今年4月1日に施行した。
(全文は整備新聞 令和3年4月25日号:4面に掲載)