日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)はこのほど、2020年度に実施した「普通トラック市場動向調査」と「小型・軽トラック市場動向調査」の結果をまとめた。いずれも隔年でアンケート調査しているもので、今回の結果には新型コロナウイルス感染症の影響も表れている。「普通トラック市場動向調査」は、昨年8月下旬~10月上旬に実施。
その結果、運輸業・自家用ともに前回(2018年度)は経営状況に好転の兆しが見えたものの、2020年の新型コロナウイルス感染症流行の影響か、「好転」が前回より低下、「悪化」が大幅に増加し、14年度以降では「好転」が最も低くなった。2年前と比べた荷扱量水準も減少した。
(全文は整備新聞 令和3年5月10日号:4面に掲載)