指定工場の奥村自動車(名古屋市中川区)=写真=は9月、「電子制御装置整備」の認証を取得した。奥村静雄社長に特定整備への対応についてお聞きした。
―新制度の認証を取得された目的は?
奥村社長 昨今は自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)をはじめとした先進安全技術を搭載した車両が普及している中で、事故や故障などで入庫した車両を修理する場合に必要な認証であると考えています。自動車技術の進化も早まっていることから、絶えず新しい技術への対応が重要になってくると思います。新点検基準の施行に伴い、指定工場としては車検で保安基準適合証を交付するためにも、電子制御装置整備の認証を取得することは指定整備事業を継続していくためにも重要になると思います。
(全文は整備新聞 令和3年11月25日号:2面に掲載)