新年あけましておめでとうございます。令和4年の新春を迎えるに当たり、所感の一端を述べ、新年のご挨拶とさせていただきます。整備業界に関しては、自動車の整備技術の高度化に向けた対応や、一層厳しさが増している少子高齢化の影響で、若年労働者の採用難への対応も同時に求められ、業界を取り巻く環境は引き続き厳しい状況にあります。このように、整備業界が抱える課題は山積しておりますが、日整連としましては、自動車ユーザーの皆様が安全で快適にクルマをお使いいただくためのお手伝いをするという、整備業界としての社会的役割を十分に果たせるよう活動していくとともに、急激に進む自動車の新技術への対応、継続検査OSSの順調な運営、特定整備、OBD検査、自動車検査証の電子化などの新たな制度への対応等に加え、自動車整備士の人材不足や後継者難への対応を、健全な経営の徹底を図りつつ取り組み、将来に向けて業界の持続的な繁栄を目指し、業界全体の活性化と経営基盤の確立に取り組んで参る所存であります。
(全文は整備新聞 令和4年1月10日号:4面に掲載)