自動車技術の急進展を背景に、整備業界も大変革期に入った。当面の課題は特定整備制度への対応だが、電子制御装置整備の認証取得では中部の対応が全国で最も進んでいる。そして、これに続く課題も山積している。昨年10月から新点検基準によるOBDを活用した点検が始まり、来年1月からは車検証の電子化、令和6年10月からはOBD検査も実施され、それらへの適切な対応が求められる。こうしたことを踏まえ、今回は特別企画として中部地方自動車整備連絡協議会(中整連)を構成する5県整備振興会会長・商工組合理事長に「整備業界の展望」についてご意見をお寄せいただき、紙上座談会として集約した。とくに今回は、テーマに沿って中部運輸局の嘉村徹也局長からもご所見をお寄せいただいた。
(全文は整備新聞 令和4年2月10日号:4~5面に掲載)