4月1日付で中部運輸局福井運輸支局長に、前交通政策部次長の伊藤政信氏(写真)が就任した。福井県は自家用乗用車の世帯当たり保有台数が全国一。公共交通の不便さなど交通問題は大きなテーマとなっており、自動車整備業界の役割は大きい。高度化する自動車技術への対応など課題は山積する。県内自動車市場の現状と課題などについて、伊藤新支局長に話をお聞きした。――はじめに、支局長ご就任の抱負からお聞かせ下さい。
伊藤支局長 福井県は、一世帯あたりの自動車の保有台数が全国一位であり、自動車は県民に不可欠の移動手段となっています。しかし、環境問題や高齢化などの問題に直面する現在の状況においては、安全で安心な車社会の実現に向けて自動車の利用のあり方を考えていかなければならないと考えています。
(全文は整備新聞 令和4年8月25日号:1面に掲載)