特定整備制度による電子制御装置整備の認証取得が進み、中部地区における整備工場数は令和元年度から4年度まで4年連続で認証の新規が廃止を上回った。一方で廃止も高水準で続いており、とくに専業の後継者難や工員不足などの厳しい理由が表面化してきている。4年度は指定工場の新規が減少し、ディーラーの事業合理化による集約化で返納が増えた。中部運輸局がまとめた管内(5県)の認証・指定工場の新規・廃止状況によると、令和4年度は合計で認証の新規が256件と前年度より5件増加。廃止も微増で182件。この流れは4年間続いている。
(全文は整備新聞 令和5年5月25日号:1面に掲載)