――昨年のオークション業界の状況はいかがでしたか。
加藤理事長 昨年の新車販売市場はコロナ禍も落ち着いてきたこともあり、自動車生産も回復傾向となりました。そのため、新車販売においても前年を上回る状況が続いています。オークション(AA)市場におきましても、新車販売に伴う下取り車両の増加もあり、一昨年と比べて流通量も増加しました。そうした中で、当会場におきましては、流通量が増加したこともあり、出品・成約ともに計画以上の結果を残すことができました。令和5年(1~12月)の出品台数は17万2045台、一開催当たりの成約率は74・7%となり、過去最高の数字で推移することができました。
(全文は整備新聞 令和6年1月10日号:7面に掲載)