国土交通省は1月16日、ダイハツ工業に対して立入検査を行った結果について、①新たに14件の不正行為を確認②特に不正行為が悪質な3車種の型式指定の取消し手続きの開始③ダイハツ工業に対する是正命令の発出④基準不適合の可能性がある2車種のリコール届出の指導―など、不正事案に関する対応を発表した。立入検査の結果は、ダイハツ工業から報告のあった142件の不正行為の事実を確定するとともに、新たに14件の不正行為(試験車両に不適切な加工を行う行為9件、規定と異なる試験装置を使用する不正行為5件)を確認。これら156件の不正行為については、同省はで基準適合性の確認試験を速やかに行い、その結果を順次報告するとしている。
(全文は整備新聞 令和6年1月25日号:2面に掲載)