4月1日付で、独立行政法人自動車技術総合機構中部検査部長に前鉄道部首席鉄道安全監査官の大木康夫氏が就任した。同機構はロービーム審査やOBD検査への対応など検査業務が多様化する中で、職員の育成を図りながら業務の効率化や受検者が安全に審査を受けることができる環境づくりを推進している。検査場の現状と課題などについて大木新中部検査部長にお聞きした。
――はじめに、中部検査部長ご就任の抱負からお聞かせ下さい。
大木部長 管内の自動車保有台数は1218万台を超え、特に愛知県の保有台数は全国一位の約536万台であり、自動車産業をけん引している一方で、交通死亡事故が多く発生しているところです。
(全文は整備新聞 令和6年9月10日号:1面に掲載)