(愛知県自動車整備振興会)
令和7年の年頭に当たり一言ご挨拶申し上げます。昨年は、コロナ禍の影響から脱した後、企業においては堅調さを維持しているものの、個人消費は力強さを欠いており、景気の回復力は弱い状態が続いています。政府は、安定的な物価上昇の下で賃上げに支えられた消費の増加と企業の投資拡大が持続的な経済成長への好循環をもたらす「成長型の新たな経済ステージ」へと移行させていくことが示されたことから、景気回復に繋がるよう期待しています。さて、我々整備業界は、クルマ社会の最前線で安全・安心を守る社会的使命をしっかりと果たしてまいりました。整備業界は比較的安定した経営状況が続いており、日整連の令和5年度自動車特定整備業実態調査によりますと、総整備売上高は前年度に比べ2・9%増と、2年連続で増加しました。
(全文は整備新聞 令和7年1月10日号:2面に掲載)