整備業界がEV化の進展や人材不足といった大きな転換期を迎えるなか、トヨタ自動車は、整備工場の設備投資や生産性向上を支援する目的で、中古の整備機器や工具の売買を仲介するオンラインプラットフォーム「メカコミ」(写真)を展開している。「メカコミ」は、全国の整備工場などで使用されなくなった設備や工具を買い取り、整備・メンテナンスを施した上で専用Webサイトに出品し、中古設備をオンラインで販売する仕組みで、運営はトヨタ自動車が担当、買い取りや整備は同社と協業する中古設備専門業者が実施しており、大手整備機器メーカーも運営面で協力している。
(全文は整備新聞 令和7年5月10日号:2面に掲載)