国土交通省の4月1日付人事異動で、中部運輸局自動車技術安全部長に前自動車技術総合機構検査部長の竹村圭史氏が就任した。自動車業界が大きな変革期を迎える中、整備業界では先進技術への対応や人材不足、制度のデジタル化といった多くの課題を抱えている。こうした現状に対し、行政としてどのような方針で臨むのか。ご就任にあたり、竹村新部長にお聞きした。
――はじめに、ご就任の抱負をお聞かせ下さい。
竹村部長 中部地域は自動車産業が非常に盛んな地域です。なかでも愛知県は自動車保有台数・整備工場数ともに全国一を誇り、自動車との関わりが極めて深いエリアだと認識しています。そうした中で、点検・整備を通じて安全・安心な自動車社会の維持に貢献されている整備事業者の皆様と連携し、業界が抱える課題の解決とさらなる振興に尽力してまいります。
(全文は整備新聞 令和7年5月25日号:1面に掲載)