4月1日付で中部運輸局愛知運輸支局長に前静岡運輸支局長の奥田章夫氏が就任した。自動車保有台数全国1位を誇る愛知県は、全国有数の自動車大市場であり、運輸行政が果たす役割は極めて大きい。また、OBD検査をはじめとした電子制御装置への対応にも期待が高まる。そうした最前線で指揮を執る奥田新支局長に、愛知の自動車市場の現状や課題、今後の行政方針についてお話を伺った。
――支局長ご就任の抱負からお聞かせください。
奥田支局長 愛知県は保有車両数、輸送用機械器具出荷額ともに全国一であり、名実ともに「くるまの街」と言えます。加えて、東西南北の幹線道路や高速道路が集中する交通の要所であり、交通の安全対策は地域住民だけでなく全国的な視点からも重要な課題です。こうした地域特性を踏まえ、自動車を中心とした交通の安全確保に取り組むことは、私たちに課せられた重要な使命と考えております。
(全文は整備新聞 令和7年6月25日号:1面に掲載)