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愛整振・整備賠償共済保険の加入促進に注力

愛知県自動車整備振興会(川村保憲会長)では、会員が加入することができる「自動車整備業賠償共済保険」の加入促進に力を入れている。この共済保険は整備事業者が納車や引き取り、車検場への往復などの業務遂行中の事故は任意保険では保証されないことから、整備振興会では安心して整備業務を行うために保険への加入を促している。

全国に9万件以上ある整備工場のうち、約3万事業場が加入しており、愛整振では約5000会員のうち1078事業場(21・5%)が加入している。このうち認証工場は724事業場(67・2%)となっている。

最近は登録車や軽自動車の検査場内における受検者の事故が多く発生しており、とくに検査機器への衝突や前後の車両を巻き込む玉突き事故などでは高額な修理費用を受検者が負担する事例が増加している。こうした不慮の事故が発生した場合にも共済保険で弁償することができる。共済保険は整備振興会が窓口となっている。主な特徴としては団体契約により割安な保険料で加入することができるほか、整備ミスによる納車後の損害を補償するPL保険も付いている。

(全文は整備新聞 令和3年2月25日号:4面に掲載)

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