中部地区では類を見ない自動車整備専門紙

整備関係

 

整備関係

愛整振・整備賠償共済保険の加入促進に注力

愛知県自動車整備振興会(川村保憲会長)では、会員が加入することができる「自動車整備業賠償共済保険」の加入促進に力を入れている。この共済保険は整備事業者が納車や引き取り、車検場への往復などの業務遂行中の事故は任意保険では保証されないことから、整備振興会では安心して整備業務を行うために保険への加入を促している。

全国に9万件以上ある整備工場のうち、約3万事業場が加入しており、愛整振では約5000会員のうち1078事業場(21・5%)が加入している。このうち認証工場は724事業場(67・2%)となっている。

最近は登録車や軽自動車の検査場内における受検者の事故が多く発生しており、とくに検査機器への衝突や前後の車両を巻き込む玉突き事故などでは高額な修理費用を受検者が負担する事例が増加している。こうした不慮の事故が発生した場合にも共済保険で弁償することができる。共済保険は整備振興会が窓口となっている。主な特徴としては団体契約により割安な保険料で加入することができるほか、整備ミスによる納車後の損害を補償するPL保険も付いている。

(全文は整備新聞 令和3年2月25日号:4面に掲載)

JATMA・タイヤの点検で不良率が34パーセント前のページ

コロナ禍でカー用品の売上げも年間2.7%減次のページ

関連記事

  1. 整備関係

    静岡整振・外国人学校で職業講和をリモートで

    静岡県自動車整備振興会(杉山智彦会長)は、人材確保事業の一環として9月…

  2. 整備関係

    電子制御整備認証・中部の取得率は平均74・4%

    電子制御装置整備を行うには認証の取得が必須となっている。中部地方自動車…

  3. 整備関係

    電子制御装置認証の取得率が全国平均で40%超に

    特定整備制度による電子制御装置整備の認証取得ペースが上がってきた。県に…

  4. 整備関係

    愛整振・理事会で新しい制度の対応など強調

    自動車技術の高度化に伴う法・制度改正を背景に、各県自動車整備振…

  5. 整備関係

    愛整振・江南支部が技術向上など計画、丹羽新支部長を選出

    愛知県自動車整備振興会(川村保憲 会長)の江南支部(大脇伸二 支部長)…

  6. 整備関係

    秋の褒章で中部の整備業界から前田正和氏が黄綬褒章

    令和4年度秋の叙勲・褒章で、中部の整備業界(整備振興会会員)から、愛知…

整備新聞購読:0522510451 電話番号:0522510451

最近の記事

PAGE TOP