新年あけましておめでとうございます。令和4年の新春を迎え、ここに謹んで新年のお喜びを申し上げます。平素は、当会議所の運営につきまして、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。自動車産業関連では、半導体不足の影響はやや和らいだものの、東南アジア地域における車関連部品の調達難による、各メーカーでの生産調整の影響が懸念されています。こうした中、政府は経済社会活動の正常化に向け、『コロナ克服・新時代開拓のための経済対策』と命名した大型経済対策を打ち出しました。各種政策の効果により、雇用・所得環境の改善が図られ、景気がコロナ前の水準に回復してゆくことを望んでいます。現在、自動車業界は歴史的変革期を迎えており、業界全体として「CASE」や「MaaS」の取り組みが行われています。
当会議所は、今年も自動車検査登録関係業務を適正に遂行するとともに、各種の公益活動に取り組んでまいります。主たる業務でありますナンバープレートの交付につきましては、東京2020オリンピック・パラリンピックナンバーの申し込みは昨年9月で終了し、今後は、新たな全国版図柄入りナンバープレートの交付に向けた取り組みを進めております。ご当地ナンバーを含めナンバープレートは、地域振興や観光振興の役割も担う重要なアイテムとなっていますので、今後とも国や関係団体と連携を密にしながら、より一層、適正な業務の遂行に努めてまいります。
(全文は整備新聞 令和4年1月10日号:4面に掲載)