国土交通省は今年度も、車検時に未認証事業者が整備作業を行った可能性のある自動車ユーザーに対し、未認証行為の違法性や認証工場の見分け方などを周知するとともに、その実態を把握するため自動車整備の委託先に関するアンケート調査を実施している。今年度の対象は6月から8月に車検を受検したユーザー約20万人で、今年12月末までの回答を求めている。未認証事業者による特定整備作業は、安全上の問題があるおそれもあることから、国土交通省ではチラシやポスターで「STOP違法整備!あなたのクルマは違法に整備されていませんか?」「特定整備を伴う車検や点検整備を依頼する際は、国の認証を受けた整備工場へ」と、ユーザーへ周知・啓発を行っている。
(全文は整備新聞 令和2年11月25日号:1面に掲載)