日本自動車タイヤ協会(JATMA,東正浩会長)はこのほど、タイヤの空気充てん作業時の事故調査結果をまとめた。
2021年中の事故は24件だった。人的被害は重軽傷が6件(6人)、物的被害のみが3件、被害なしが15件だった。事故内容で、安全囲いなどを使用していなかったケースは12件で、全体の半数を占めた。人的被害のあった事故では全て安全囲いなどを使用していなかった。過去3年の事故件数を見ると、2019年が33件、20年が38件、人的被害の死亡は19年が1件、20年が2件と、増加傾向から21年は減少したが、依然として多くの事故が発生している。
(全文は整備新聞 令和4年3月25日号:3面に掲載)