4月1日付で中部運輸局福井運輸支局長に、前海事局船員政策課長補佐の髙桒宏之氏が就任した。福井県は公共交通の不便さなどもあり、自家用乗用車の世帯当たり保有台数が全国一。自動車の安全を守る自動車整備業界の役割は大きい。さらに高度化する自動車技術への対応など課題が山積している中で、県内自動車市場の現状と課題などについて、髙桒新支局長に話をお聞きした。
――はじめに、支局長ご就任の抱負からお聞かせ下さい。
髙桒支局長 福井県は、来春の北陸新幹線開業や3年後の中部縦貫道の開通を控え、人流・物流の活発化が期待されるなど、ダイナミックな変革の時期にあります。そうした時期の赴任に責任の重さを感じるともに、19年ぶりに地元福井に戻ることができ、大変うれしく思っています。
(全文は整備新聞 令和5年8月25日号:1面に掲載)