国土交通省は、令和五年一月から施行を予定していた検査標章の貼付位置の見直しを延期した。改正内容や改正時期及び、施行時期については後日改めて周知することとしている。この見直しは、無車検運行防止対策の一環として、検査標章の位置を前方から見やすい位置であるとともに、運転者が検査標章に表示している自動車検査証の有効期間を容易に確認できる位置に表示することを目的に、検査標章の貼付位置を「前面ガラスの運転席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置」にするよう実施要領の見直しを行うことが検討されていた。
(整備新聞 令和5年1月25日号:1面に掲載)