愛知県自動車整備振興会(川村保憲会長)が、昨年3月から新築工事を進めていた三河教育センター(写真)が完成、新年度から業務を開始する。斬新なデザインの新教育センターは、最新設備で教育環境を一段と向上させている。近年、自動車技術は安全・環境対策により急速に進展しており、車社会の最前線で安全確保の使命を担う整備業界には、より高度な整備技術が求められている。整備業界もかつてない大変革期の中で、三河地区の整備士教育の拠点として、新教育センターの果たす役割に期待が高まる。新三河教育センター(蒲郡市鹿島町鬼越1番地)は、敷地面積6,211平方メートル。ここに、斬新なデザインで建て面積697平方メートルの2階建て教育施設を建設。1階に実習室AとBの2室と事務室、会議室、講師控室、2階に201教室と202教室の2室、教室はスライディングウォールで仕切る多目的講堂となっており、収容人数は208人で法令研修や検査員講習にも対応する。
(全文は整備新聞 令和5年3月10日号:4面に掲載)