中部運輸局三重運輸支局長に前自動車事故対策機構名古屋主管支所長の村上隆幸氏が就任した。三重県は、北・中・南勢地区で経済格差もある中で、とくに南勢地区では豊富な観光資源を活かした地域経済の活性化が大きなテーマとなっている。それらに地域運輸行政の最前線でどのような施策に取り組むか、村上新支局長に県内自動車市場の現状と課題などについてお聞きした。
――はじめに、支局長ご就任の抱負からお聞かせ下さい。
村上支局長 自動車業界全体が、時代の流れの分岐点にいると感じています。自動運転、電動化といった自動車機能の高度化にしっかりと対応しつつ、働き方改革や労働環境整備・改善にも対応していく必要があります。併せて人材確保・育成も急務となっています。自動車は魅力の塊であり、ユーザーのためにも無くてはならない整備業の魅力をアピールしていきたいと考えています。
(全文は整備新聞 令和5年8月10日号:1面に掲載)