国土交通省の7月1日付人事異動で、中部運輸局自動車技術安全部長に前物流・自動車局技術・環境政策課長補佐の森本裕史氏が就任した。変革期に入った整備業界の大きな課題は整備士の人材確保・育成や整備技術の高度化、各制度のデジタル化への対応。さまざまな課題に対して、行政の指導にも期待がかかる。ご就任にあたり、森本新部長に整備業界の課題や対応などについてお聞きした。
――はじめに、ご就任の抱負をお聞かせ下さい。
森本部長 中部地域は自動車製作者が複数存在し、日本の基幹産業でもある自動車産業が根付いており、自動車保有台数が全国一位である愛知県をはじめ、自動車に関わりが大変深い地域であると認識しています。
(全文は整備新聞 令和6年9月25日号:1面に掲載)