――2023年がスタートしました。コロナ禍をはじめ、政治・経済・社会情勢に気がかりな動きが絶えませんが、今年の景気動向についてはどのように見ておられますか。
川村会長 昨年はロシアのウクライナ侵攻や、急激な円安など予想もしていなかった出来事が発生し、世界的にエネルギー価格や原材料価格などが高騰、我が国でも大きな物価上昇を招きました。また、新型コロナウイルス感染も依然として先が見通しにくい状況が続いています。いろいろな経済指標で厳しい指摘もありますが、岸田政権が物価高対策、コロナ禍からの経済回復などを柱に大型の総合経済対策などを打ち出しました。期待感を含めて、今年はかなり景気が良くなると受け止めています。(写真=川村会長)
(全文は整備新聞 令和5年1月10日号:9面に掲載)