特定整備制度が4月から施行されることに伴い、自動車ガラスの販売施工を行う日本自動車ガラス販売施工事業協同組合(佐藤光男理事長)では、組合員の電子制御装置整備認証取得に向けて全国自動車電装品整備商工組合連合会と連携するとともに、エーミング作業に必要となるスキャンツールの購入や技術研修などの取り組みを進めている。
ガラス組合に加盟している事業者は、全国に201社(420拠点)。中部地区では愛知、岐阜、三重の三県にある23社(50拠点)で中部支部を構成している。同組合の伊藤聡専務理事(名古屋市北区、伊藤自動車硝子社長)によると、自動車ガラスの取り扱い状況は、業界全体でフロントガラスの交換枚数は年間約100万枚。その中で、各事業場は約9割を相手企業に出張してガラス交換を行っており、残りの約1割は一般ユーザーや保険会社からの依頼などを自社で対応している。
(全文は整備新聞 令和2年3月10日号:1面に掲載)