業界で世代交代が進む中で三重県自動車整備振興会(竹林武一会長)は2月21日、津市の振興会館で第21回「整備業界の未来を考える会」(伊井雅春座長)を開いた。地区組合から推薦された若手経営者(委員)や振興会専務・常務理事など20人が参加。今回は三重運輸支局の小林博之支局長、和藤豪夫首席陸運技術専門官を招き、初めて意見交換を行った。意見交換では、「エーミング作業を含む特定整備は今後どのように進むのか」「後継者不足、整備士不足、若年労働者減少の中、指定工場等の工員見直しはあるのか」「特定整備の施行やOBD検査が開始されても、ユーザー車検や代行業者は存続できるのか」など、検査や今後の取り組みについての質問が多かった。
(全文は整備新聞 令和2年3月10日号:1面に掲載)