4月から特定整備制度がスタートするのに伴い、各県自動車整備振興会の対応策強化が目に見えてきた。当面の大きな課題は「整備主任者等資格取得講習」の実施だが、中部各県でも3月上旬からの予定が、新型コロナウイルスの感染予防対策のため一部延期を余儀なくされたことで、慌ただしさも増している。全国有数の整備主任者数がある愛知では、支部主導で講習会場を設定するなど県ごとに工夫を凝らしながら、運輸支局と連携し効果的な資格取得対応を進めている。
各振興会とも新制度については「会員に対する周知徹底と、新認証取得による早期対応」を基本としており、そのために急務となっているのが「整備主任者等資格取得講習」で、4月1日の法施行前にも複数回の開催計画を打ち出した。
(全文は整備新聞 令和2年3月10日号:1面に掲載)